障害福祉について

初めまして、LARGO(ラルゴ)の田中圭周です。定期的にコラムを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。今回のテーマは「障害福祉について」です。少しでも障害福祉について関心を持っていただければと思います。

障害福祉とは、障害を持つ人々が社会的に不利な立場に置かれないように、様々な支援やサービスを提供することです。障害福祉の目的は、障害を持つ人々の人権や尊厳を守り、自立や社会参加を促進することです。

障害福祉に関する最近の話題としては、2016年4月に施行された「障害者差別解消法」があります。この法律は、障害を理由とした差別や偏見を禁止し、公共施設や交通機関などの利用や就労などの機会を確保することを義務付けるものです。この法律の背景には、日本が2014年に批准した「障害者権利条約」や、2018年に発覚した障害者雇用水増し問題などがあります。障害福祉にはまだ課題も多くあります。例えば、障害者手帳の取得や更新には多くの手続きや費用がかかります。また、障害者向けの住宅や介護サービスなどの供給が不足しており、待機者が多くいます。さらに、障害者への理解や配慮が不十分な場合もあります。

障害福祉は、私たち一人一人が関わるべきテーマであり課題だと思っています。障害を持つ人々と共に生きる共生社会を目指すためには、情報や知識を得ることはもちろん、対話や交流を通じて相互理解を深めることが必要です。障害福祉について考えることで、私たちは自分自身や他者の価値観や生き方についても見直すことができるかもしれません。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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